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原作・SNS

8月4日のちいかわ漫画——モモンガとメロン、帽子への考察が広がった

8月5日
一部に広告を含みます

夏の真ん中に、またモモンガの話が届きました。

ナガノ先生が8月4日にX(@ngnchiikawa)へ漫画を投稿しました。メロンの絵文字を添えた今回はモモンガとメロンをめぐる内容で、8月5日朝の段階で17.6万いいね・1.9万リポスト・410万表示を超えています。この夏のちいかわ漫画でもとくに広がった一回になりました。

帽子をめぐる気づき

漫画が広まるなかで、コメントやリポストのあいだで静かに広がっていた話があります。モモンガが被っている帽子が、原作の初期のころに描かれたちいかわの帽子に形が似ているという気づきです。

「あれは同じ帽子なのか」「意図的なのか偶然なのか」——正解はわかりません。ただ、ちいかわという作品には長く読んでいると気づく細部がいくつも仕込まれていて、今回もそういう読み方が自然に生まれた一枚でした。個人的にもつい初期の回を読み返したくなって、気がつくとけっこう遠くまで来ていました。

ちいかわには「同じ記号・似た形が何回か出てくる」という構造がいたるところにあります。そういう繰り返しが、作品に独特の奥行きを与えています。気づくかどうかは読む側次第で、気づかなくても楽しめる。でも気づいたとき、漫画の奥に別の景色が広がるような感覚があります。今回の帽子をめぐる考察も、その感覚と同じ種類のものです。あくまでファンの視点ですが、Xを流れていくのを見ていてそう感じました。

原作の草むしり検定エピソードのときも似たことが起きていて、ちいかわには「こういう読み方があったのか」と後から気づかせる仕掛けがどこかに入っています。

過去回を掘り返したくなるとき

「見たことある気がする」という感覚が生まれたとき、原作をさかのぼって読む楽しみが始まります。ちいかわの漫画には、そういう入り口が思いがけないところに落ちていたりします。

モモンガが多い夏

ちいかわのキャラクターのなかで、モモンガはしばらく「ちいかわたちの周辺にいる、あの子」という距離感でいた印象があります。それがここ数ヶ月、投稿に顔を出す頻度が上がってきていて、ファンのあいだでも「モモンガ回が来た」という空気になってきています。

今回のメロン回も、その流れにある1枚です。何がどうなっていくのかはまだ断片でしかわかりませんが、秋になってから並べて読み返すと面白いことになっていそうな予感があります。単行本を最初から追い直してみると、また違う顔に会えるかもしれません。

映画公開前夜にナガノ先生が描いたメッセージ漫画にも、全キャラクターが一緒に踊るシーンがありました。原作の投稿とあの漫画を並べると、ナガノ先生のモモンガへの視線のようなものが少し見えてくる気がします。漫画の外と内がつながっているような感覚は、ちいかわを読み続けているといちばん好きな部分になってきます。

何はともあれ、今夏のモモンガ漫画はまだ続きそうです。

出典・参考
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